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水流

ヒトや環境にやさしい世界をめざして

有限会社平野機械

工場の排水処理は、工場が生成する水を処理し、その環境への悪影響を最小限に抑えるプロセスを指します。

製品の製造には不可避的に廃棄物が発生します。これらの廃棄物が必ずしも有害ではない場合もありますが、通常はある種の有害物質を含んでいます。工場の排水には時折、人体に有害な化学物質が含まれることがあり、そのため工場では排水処理が不可欠です。

有限会社平野機械では汚水や排水を処理し、人体や環境に安全な水質レベルまで改善する設備の 「水処理プラント」を設計から施工まで一貫して承ります

設計〜工事に個々 でも対応いたします。

お気軽にご相談ください。

㈲平野機械外観

■排水処理の対象

排水処理の対象は水に溶ける廃棄物全般です。これらは汚濁物質と呼ばれ、大きく分けると「無機物」と「有機物」の2つがあります

無機物:無機物には水銀、リン、クロム、ヒ素、カドミウムなどの重金属が含まれます。これらは毒性が高く、人体に入ると直接的に重大な健康被害をもたらします。

有機物:有機物に分類される主な汚濁物質は、汚泥、生ゴミ、食品の搾りかす、食用油、工業用油などです。

■2種類の排水処理方法:分離と分解

分離:汚濁物質と水を分けるプロセスであり、代表的な手法として、化学反応を利用する方法と物理的な分離方法が挙げられます

化学反応を利用する手法では、排水中に汚濁成分と反応する薬剤を添加し、汚濁物質を新しい化合物に変えます。これにより、汚濁物質の比重が変化し、容器の底に沈む特性を利用して沈降分離が行われます。例えば、汚濁物質がイオン化している場合には、化学反応により固体化が促進されます。

一方で、物理的な分離方法では、フィルターを使用して汚濁物質の粒子を取り除きます。RO膜(逆浸透膜)や活性炭を用いて微細な粒子を選択的に除去する手法もあります。この物理的なアプローチは、汚濁物質の粒子が比較的大きい場合に有効です。

分解:汚濁物質を特定の手段で分解し、その有害性を取り除いて無害な状態にする方法です

主に有機物の排水処理に利用されます。有機物は通常、最終的には二酸化炭素と水に分解されますが、これは多くの場合、細菌やバクテリア、プランクトンなどの微生物による分解が介在します。特に、食品工場や農場からの排水処理では、有機物を含む排水を処理する際に広く使用されています。このプロセスでは、微生物を含む活性汚泥に排水を通し、有機物を分解し、有害な成分を取り除きます。

なお、実際の排水処理では、対象となる排水の成分を詳細に調査し、分離と分解の両方を組み合わせて処理が行われます。また、排水中に固形物の割合が高い場合、つまりスラリー状態にある場合には、機械的な分離装置(セパレーター)を使用して固形物と水分を効果的に分離することが有益です。

排水処理について
泡

- 業務内容 -

「製品を作る」という工場の役割からすると、排水処理は後工程に分類されるものですが、仮に不備があれば人体や周囲の環境に重大な影響を与える可能性もあるため、大変重要な工程です。

有限会社平野機械設備
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